マツエク中のアイプチについて解説|一重や奥二重に悩む方へ

マツエク中のアイプチ

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「アイプチをしたまま、マツエクに行っても大丈夫?」
「マツエクを付けたら、アイプチがやりにくい!」
「アイプチの液体のりがマツエクに付いた!どうしよう…」

一重(ひとえ)や奥二重(おくぶたえ)の方にとって、アイプチは日々のメイクに欠かせない存在ですよね。

しかし、マツエクをしている間のアイプチについては、様々な疑問や不満の声があがっています。

筆者はアイリストとしてアイラッシュサロンで様々なお客様と接する中で、このようなお声をよく頂いていました。

また、筆者の目も一重に近い奥二重なので、悩まれている方々の気持ちもよく分かります。

そこで本記事では、マツエク当日のアイプチやマツエクを付けたあとのアイプチについて詳しく解説していきます。

また、アイプチをせずに済む方法についても記事後半で触れていきますので「マツエク中のアイプチに悩んでる…」という方は、本記事を参考にしてください。

マツエク当日のアイプチについて

日頃からアイプチをされている方にとって、アイプチをしていない状態で外出するのは気が引けるものです。

そのため、アイラッシュサロンに行く当日も普段どおりアイプチをしたまま来店したいところですよね。

そこでまずは「マツエク当日にアイプチをして行って大丈夫?」という疑問にお答えします。

マツエク当日はアイプチをしないのがおすすめ

結論から言うと、アイプチをしたままでもマツエクの施術を受けることは可能です。

ただし、マツエクをした状態で施術を受けると、マツエクの仕上がりがバラついたり、グルー(接着剤)がしみたりする可能性が高まります。

そのため、できるだけマツエク当日はアイプチをしないことをおすすめします。

ではなぜ、アイプチをしたままマツエクを付けると仕上がりがバラついたりグルーがしみたりするのか、解説していきましょう。

アイプチが原因で起こるマツエクのトラブル

二重(ふたえ)を形成するためのコスメには色々な種類がありますが、まぶたを二重に折り込んだ状態を液体のりで接着し固定する「接着タイプ」のアイプチを使用している場合、アイプチで張り付いたまぶたは皮膚が引きつっている状態になります。

まぶたの皮膚が引きつっている状態でマツエクの施術を受けると、下記のようなトラブルが起こる可能性があります。

  • 目が閉じきれないためグルーがしみる
  • 自まつ毛の生えている角度が分からない

目が閉じきれないためグルーがしみる

本来、人間のまぶたの皮膚には目を閉じれるだけの皮膚のゆとりがあります。マツエクをしていない状態で目を開けたり閉じたりしても、ツッパることがないのはそのためです。

ですが、接着タイプのアイプチで二重を形成しているまぶたは、目を閉じられるだけの皮膚のゆとりがない状態です。そのため、目を完全に閉じることができない場合があります。

ご自身では目を閉じているつもりでも、わずかに隙間が空いていることがあります。

マツエクは、隙間なく完全に目を閉じた状態で施術を受けることが推奨されています。それは、マツエクのグルー(接着剤)が乾く瞬間に揮発して、目がしみる原因となる刺激成分を出すためです。

目が完全に閉じられていればグルーの揮発で目がしみることは滅多にありませんが、アイプチによって目が完全に閉じられない状態だと揮発成分が目の中に入ることがあります。

そのため、アイプチをしていない人に比べてアイプチをしている人は、目がしみるリスクが高まるのです

また、目がしみた瞬間は、無意識に目を「ギュー!」っと強くつむってしまうことがあります。

目を強くつむってしまうとマツエク同士がくっついたり、1本のマツエクに自まつ毛が何本もくっついたりといった、二次的なトラブルが起こるケースもあります。

自まつ毛の生えている角度が分からない

自まつ毛は、本来であれば床と並行くらいの角度か、少し下向きに生えている方が多いです。

しかし、アイプチによってまぶたを二重に織り込むことで、本来生えている角度より自まつ毛が上がってしまいます。また、すべての箇所がまんべんなく上がるのではなく、部分的にムラが出ることもあります。

マツエクのカール感を決める時は自まつ毛の生えている角度を参考に決める場合もあり、また装着する角度も自まつ毛の角度によって微妙に変化させる場合があります。

そのため、自まつ毛の生えている角度がわからなくなると、似合わないマツエクのデザインを選択してしまったり、仕上がりにバラつきが生じることもあります。

こういったトラブルを防ぐためにも、マツエク当日のアイプチはしていかないほうがベターです。

「非接着タイプ」のアイプチは使用して大丈夫?

アイプチには、まぶた同士を貼り付けずに二重まぶたを形成できる「非接着タイプ(皮膜タイプ、アイテープ、ファイバータイプなど)」があります。

まぶたを貼り付けない非接着タイプのアイプチであれば、まぶたの皮膚が引きつることがないため、まつ毛エクステの当日に使用してもトラブルは起こりづらいです。

当日にアイプチをしていきたい方は、非接着タイプの使用をおすすめします。

マツエクをつけた後のアイプチについて

アイプチをされている方にとって、マツエク中のアイプチのやりづらさも悩みの種ですよね。

そこで次は、マツエクを付けたあとのアイプチについて詳しく解説していきます。

マツエク中にアイプチがやりにくい理由

マツエク中にアイプチがやりづらいのは、マツエクならではの強いカール感や長さが原因です。

まつ毛エクステを付けていると、ちょうど二重を形成したい位置にマツエクがある状態になります。

アイプチで二重を形成するときは正面から鏡を見ますが、ちょうど正面から鏡を見ると、マツエクが二重まぶたを形成したい位置にかぶってしまい、まぶたに液体のりを筆で塗る動作やプッシャーでまぶたを二重に織り込む動作がやりづらくなるのです。

アイプチがマツエクについたときの対処法

液体タイプのアイプチの場合、アイプチがマツエクについてしまう場合があります。

アイプチの液体のりがマツエクに付いてしまったら、以下のポイントに気をつけて取るようにしましょう。

  • 液が広がらないよう、乾くまでむやみに触らない
  • あるていど乾いたら、水でアイプチをしっかりふやかす
  • 無理に引っ張らず、少しずつアイプチを取っていく

乾く前にむやみに触ると、アイプチの付いた範囲が広がってしまうことがあります。広がってしまうと、取らなくてはいけない範囲が増えることになるので、より面倒なことになります。

急いで取りたくなる気持ちは分かりますが、落ち着いて、乾くまで少し待ちましょう。

また、アイプチの付いたマツエクを引っ張りながら取ろうとすると、自まつ毛が抜けてしまう原因となります。必ず、水でふやかしながら少しずつ取っていくのがポイントです。

アイプチがやりやすいマツエクのカール

マツエク中もアイプチをするのであれば、Jカールなどカールの弱めのマツエクがおすすめです。

カールが弱ければ毛先が二重ラインにかぶりにくくなるため、まぶたに筆で液体のりを塗る動作や、プッシャーでまぶたを二重に織り込む動作やより簡単になります。

逆に、Dカールなどカールの強いマツエクを付けるのは、アイプチのやりづらさが増す原因となります。

カールが強めのマツエクが好きな方も、アイプチのやりやすさを考えるとCカール程度までで抑えておくのが無難です。

マツエク中のアイプチの落とし方

マツエク中は、アイプチの落とし方にも注意が必要です。

目元をゴシゴシこすったりオイルクレンジングを使ったりすると、マツエクの持ちが悪くなる原因となります。

カンタンに落とせるよう、水でふやけて落ちるタイプのアイプチを使用するようにしましょう。

また、マツエクを付けてから5~6時間は水で濡らすことができないため、アイプチを落とす時間にも注意が必要です。

マツエク中の入浴方法について詳しく書かれた記事もありますので、お風呂の入り方について知りたい方は参考になさってください。

マツエク中におすすめのアイプチ

マツエク中は、液体タイプのアイプチよりも、非接着タイプ(アイテープやファイバータイプ)がおすすめです。

アイテープやファイバータイプであれば、マツエク中であっても以下のようなメリットがあります。

  1. マツエク当日にして行っても、目が半開きにならない
  2. まぶたの皮膚が引きつらないので、似合うカール感が分かりやすい
  3. 液体ではないのでマツエクにくっつかない
  4. マツエクが付いていても二重を形成しやすい

アイテープやファイバータイプの場合、まぶたの皮膚が引きつらないため、マツエク当日にして行っても問題がありません。

また、筆で液体のりを塗らずに二重ラインを形成できるため、マツエクにつく心配もありません。

マツエク中にアイプチをしない方法

毎日のメイクで手軽に二重を形成できるアイプチですが、面倒な作業でもあります。

「朝の忙しい時間に毎回アイプチをするのは地味に面倒…」
「アイプチのし過ぎで、まぶたがヒリヒリするときがある…」

できることなら、アイプチをする手間や時間を省きたいと考える方も多いはずです。

筆者も学生の頃にアイプチを使用していましたが、このような理由からアイプチの使用をやめた一人です。

そこで、マツエク中にアイプチをせずに済むアイデアをご紹介していきます。

アイプチをやめたいと思っている方はぜひ参考になさってください。

一重や奥二重に似合うマツエクをつける

気軽に試せる方法として、一重や奥二重の方に似合うマツエクのデザインで、目元のキツい印象を和らげる方法があります。

マツエクには様々なデザインがあり、選ぶデザインによって目元の印象に変化を出すことができます。

筆者の目は一重に近い奥二重ですが、アイプチは使用せずにマツエクを装着しています。

アイプチなしのマツエク

上の画像は、マツエクを装着中の筆者の目元の写真です。

一重や奥二重の方は目元がキツく見えがちなので、タレ目っぽいデザインで装着するのがおすすめです。

タレ目っぽいデザインにするためには、目尻につけるカールだけほかの部分よりも1段階弱くします。ちなみに画像のデザインは、目頭から黒目の外側までCカール、目尻だけJカールでつけています。

夜用のアイプチでクセをつける

日中のアイプチ使用頻度を減らすために、夜用のアイプチを使用する方法もあります。

夜用のアイプチとは、寝ている間に二重のクセがつくように開発されたアイプチのことです。

ただし、まぶたが厚い人はクセが付きづらいので、あまりおすすめできません。

埋没法などで二重に整形をする

思い切って、二重に整形するという選択肢もあります。

切開などの大掛かりな整形は抵抗がある方も多いかと思いますが、腫れやダウンタイムなどの少ない、いわゆる「プチ整形」と呼ばれるものは意外とやっている人が多いものです。

筆者がアイリストとしてアイラッシュサロンで働いていたときも、二重の整形をしてくるお客様がたくさんいました。

日々のアイプチから解放されてマツエクの映えるパッチリ二重になりたい方は、二重の整形を検討しても良いかもしれません。

マツエクのアイプチまとめ

本記事では、マツエク当日のアイプチやマツエクを付けたあとのアイプチについて詳しく解説していきました。

また、アイプチをせずに済む方法についても触れました。

マツエク中のアイプチに悩まれている方には、まぶたの引きつりが起こらないアイテープやファイバータイプのアイプチがおすすめです。

毎日のアイプチの手間や時間を省きたい方は、一重や奥二重に似合うマツエクのデザインや夜用アイプチ、二重の整形なども検討してみてくださいね。

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